KJ39090、40x40cm、トルコ、シバス、アンティークキリムクッション(ウール/ウール)

クッション, 商品

キリムNo.: KJ39090

産地: トルコ、シバス、アンティークキリムクッション(ウール/ウール)

寸法: 40x40cm

価格: 22,000円 (税別)

大きなアンティークキリムは、藍と茜が基調の見事な色調と織りです。インディゴを基調に染められた紺色と藍色は、長い時間の経過にもかかわらず、当時のままです。トルコでは、時間が経っても褪色を見せない色に高い評価を与えています。

織り手は出来上がりの色を念頭におきながら、茜に黄色を加え染め出した柿色(かきいろ)、茜に黄と青にほんの少しの黒で染めた臙脂色(えんじいろ)と、茜に黄と青を使い蘇芳色(すおういろ)に、赤色を染め分けました。
更に黄色に黒を混ぜ、オリーブ色より茶色にした桑色(くわいろ)、それを茜と藍の液で染めた濃い紫色など、織り手の経験とセンスなくしては生まれない見事な色出しです。
そして、使い込むほど白さを増していくコットンを、柄付けのアクセントにしています。100年経った現在、真っ白いコットンがこのキリムの古さを教えてくれます。

平地にも山岳地帯にもあるのが植物の根です。織り手はその根から茜色を染め出します。煮立った染色液にウール糸を入れ染める作業を何回か繰り返しながら、色を濃くしていきます。多くの織り手は染め上がった色を、神様からの贈り物と受け止め、感謝しつつその色を楽しみながら使いました。

染色を熟知した織り手は、自分のイメージする色出しを目指しました。
糸、染料、媒染材、水、温度、土など、染色に影響を与える様々な素材に長い間向き合いながら、目指す色を染め出す最適な条件や時期を探っていきました。

持参品用のキリムや自家用のキリムなど、何十枚も織り上げた後、織り手にはようやく織りたいキリムを織る時間がきました。義務から離れ、身に付けたすべての知識や知恵を出しながら目指す色調へ向かう時間は、神様と対話しているように穏やかで心地よい時間だったのです。

集大成と言えるキリムはみごとな工芸品となり、時空を超えた美しさを見せています。



ベレケット=豊穣、 水の流れ=生命を支える水が常に身近にありますようにとの願い、 狼の口=邪視除け、 S字フック=邪視除け


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