KJ33033、162x38cm、コンヤ、アンティークジャジム織りパッチワークランナー(ウール/ウール)

商品, 小さなランナー

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キリムNo.: KJ33033

産地: コンヤ、アンティークジャジム織りパッチワークランナー(ウール/ウール)

寸法: 162x38cm

価格: 58,000円 (税別)

隣のKJ-33035に使ったオリジナルのスザーニ(刺繍刺し)をこれも使っています。
スザーニは、ウズベキスタンやカザフスタンなどの中央アジアの国々に伝わる刺繍です。スザーニという言葉は、ペルシャ語で「縫い針」を意味するスーザン(Suzan)に由来すると言われています。

本来のスザーニは、綿地や絹地にチェーンステッチ(くさり編み)や縫い取り編みなどの技法を使い刺繍がされています。多くのスザーニは、この2つの刺繍を組み合わせ作られています。モチーフは、太陽、月や星、花、葉やつる、鳥などです。スザーニもキリムと同じく娘の嫁入りの持参品として作られ、結婚式の日に新郎に贈られたそうです。

問屋さんはトルコ、トルクメン族に伝わるジャジム織りの無地の古布を使い、パッチワークのランナーを作りました。玄関、壁掛け、廊下、テーブルランナーやチェストの上など、応用範囲の広い古布です。

スザーニの地布は、先祖のアンティークのジャジム織りです。ジャジム織りは、縦糸に何十回も撚りをかけるため、固く強く丸い糸になり、糸自身が力強い表情を持っています。
中央アジアの繊細なスザーニを認めながらも、先祖のジャジム織りを生かすことを考える問屋さんは、ウールの地布に、ウール糸と化繊糸で太陽と星のスザーニを刺繍しました。
本家の華奢なスザーニが合わないとなると、オリジナルスザーニを作り出すのは、先祖から受け継がれている創造性でしょう。

使われているのは、刺繍糸を5~7mm位の間隔で斜めに入れていく縫い取り編みと呼ばれる技法と、鎖編みのチェーンステッチです。
抹茶と蘇芳(すおう)色の地布の重厚感に負けない化繊独特の色調が、星と太陽にエネルギーを与え、ジャジムと不思議にマッチしているランナーです。

 




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