KJ13180、137x92cm、シバス、アンティークキリム(ウール/ウール)

キリム長さ 150cm前後, 商品

キリムNo.: KJ13180

産地: シバス、アンティークキリム(ウール/ウール)

寸法: 137x92cm

価格: 242,000円

1994年、もうすぐ100年だよと言われ手に入れたキリムです。
キリムなのに毛布のようにしなやかな肌触りに驚き、深く濃い鮮明な色調に感激したのを思い出します。
黄緑、黄、灰色が刈った黄緑(山鳩色)は、藍を調整しながら染められています。微妙に違う色調が赤色と共に、このキリムが見る人を惹きつける要因なっていました。
鮮明な色調は、勿論、織り手の染色技術の高さが導き出しているのですが、使われている最上級のウールが手助けしています。子羊のノドの毛が使われているキリムは、使い込むほどに、時間が経つほどに、輝きを増ししなやかになりました。
         
また、白色にはコットンが使われています。コットンは、使い込まれるほど白さを増していきます。ツルツルになった綿が、このキリムの白さと共に古さを伝えています。昔のシバスのキリムには、この様に明るい色調で、中間色を複雑に染め上げ、まるで色の遊園地で遊びを楽しむかのようなキリムが、伝えられていました。

古い商業都市であったシバスは、昔から多くの外国人が様々な交易品を持ち行き交った町です。そこを通過する遊牧民の織り手たちは、毎回心躍らせながら、目にする新鮮な色に驚き向き合ったのでしょう。新しい刺激は、鍛え抜かれた彼女たちの創造力を一層向上させながら、益々やる気を与えてくれました。

不揃いの糸の太さや、キリムの自在な形、若々しい希望に満ちた色使い等から推察しますと、このキリムを織ったのは、まだ技術を習得中の若い織り手に思えます。
色だしに夢中で、染め上がったピュアな色調に満足気な織り手の表情が伝わってくるキリムは、見ているだけでほほえましく、気持ちを暖かくさせてくれます。
100年の時間を過ごしたこの表情を見ていると、お婆さんになった織り手が織っていたキリムもぜひ見たいものだと思わせるキリムです。



ミフラブ文様=礼拝用デザイン、 眼=邪視除け、 イヤリング=幸せな結婚を願う、 狼の口=邪視除け、


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