キリム

東トルコ・マラティアとシールトがアップしました

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東トルコ・マラティアとシールトがアップしました。
東トルコ、シールトの掘り出し物です。コンディションがとても良く、目を見張るほどツヤヤカなバッタニエと呼ばれる長い毛が起毛した織物は、毛布として使われたものです。「2m以上」にアップいたしました。

「1.7mx1.1m位」にアップした、東トルコ、マラティアは、暖色で豊かな色調を見慣れてきた私たちを驚かせてくれました。
憧れのグリーンを生かした色使いを、お楽しみください。

90cmに3枚&150cmに1枚アップしました

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90cmに3枚&150cmに1枚アップしました。
ヤストク(90cm位)3枚のキリムは、ズリ織り、ジジム織り&キリム織りで、トルコに伝わる技法の違いを楽しめます。

150cmにアップしたアダナジジムは、柔らかいパステルの地に、多くの色糸でジジム織りがなされています。
キリムから少し離れて見ますと、ジジム織りが立体的に見えます。それぞれの色糸はバランス良く置かれ、織ることの達人の世界を楽しめます。

熱い日々です。湿度の高さに負けてしまいそうな毎日ですが、ショップの中だけは、「目に涼しく」をテーマに、4年ぶりにイカットを展示しております。

どれもこれも、キリムに負けないほど素晴らしい仕事を見せているイカットです。アジアの綿が、キリムと仲良く独特の世界を展開しています。

120cmと小さなランナーにアップしました

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120cmと小さなランナーにアップしました。
あちこちを探しても、今では目に叶うチュアル(衣類袋)に中々出合えません。

1998年に手に入れ温めていたチュアル(衣類袋)を、とうとうひろげました。文化を伝える大きなクッションのような袋は、現代のインテリア空間では、使い勝手が良くなく、長い間、ストックルームの主のような存在でした。

現在では、トルコのマーケットでもインテリアを意識し、大きな袋は、丁寧にほどき一枚の布にしています。そのほうが、応用範囲が広く使い易いからです。

誰からも大事にされたジジム織りは、今が旬と言った落ち着いた艶やかな表情を見せています。

「小さなランナー」のシブリヒサールは、赤色が特徴のキリムです。
「神様がくれたそれぞれの赤色」をお楽しみください。

90cmにコンヤジジムが3枚アップしました

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90cmにコンヤジジムが3枚アップしました。
買い付けに行くたび、出合いが少なくなっているヤストク・キリムです。ヤストクとはトルコ語で枕を意味し、だいたい80~90cmx60cm位のサイズです。

長さが80~90cmある横長クッションのような袋を、遊牧民は夜は枕(ヤストク)、くつろぐ時はクッション、そして移動の際は穀物や大事な小物入れとして、何通りにも使っていました。

どれもとびっきりの表情を持ったヤストクは、玄関、タペストリー、チェストの上、置物の下など、どのようなオケージョンにも答えてくれます。
小さい寸法は、初めてのキリムとして使い勝手が良く、人気があります。

90cmに3枚の茶系キリムがアップしました

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90cmに3枚の茶系キリムがアップしました。
東トルコ、カースのヤストク(枕、小物袋)に出合えました。
100年近いキリムはツヤヤカで、見ていると肩の力が抜けていくような、穏やかな気持になります。
厳しい生活環境の中にありながらも織り機に向かう時間だけは、現実を忘れ、無心に織る事に集中していた織り手の満ち足りた時間がキリムの中に表現されているからだと思います。

3点とも100年近いキリムです。
古さの持つ力、古さが見せる新しさをお楽しみくださいませ。

クッション10点がアップいたしました

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クッション10点がアップいたしました。
4月に、たくさんのクッションが入荷しました。
HPへのご紹介がどうしてもキリムから始まるため、クッションが遅くなりました。今回は、問屋さんの世代交代もあり、クッションにするなんて!と思える、あり得ないものが手に入りました。

25年のキャリアが出合いを作ってくれる状況を、度々経験した今回の買い付けです。トルコ通いに、益々熱が入りそうです。

バルーチ族のキリムが170cmにアップしました

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バルーチ族のキリムが170cmにアップしました。
春の買い付けで出合った、幅のあるアフガニスタンのバルーチ族の貴重なオールドキリムです。
媒染剤に泥や鉄分を含んだ水を使う彼らのキリムは、重厚感のある落ち着いた色調です。これに瞬間に心をつかまれるバルーチファンの多くは、家中をバルーチで飾りたいとおっしゃいます。

織りが終わってしまったアフガニスタンを始め、イランやパキスタンでもこのように、糸、織そして染めの三拍子が揃ったキリムは、今ではもう作れません。

古さの持つモダンさをお楽しみくださいませ。

120cm&小さなランナーがアップしました

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120cm&小さなランナーがアップしました。
「120x80cm位」に,自然の力の見せ所と言いたいキリムが2枚アップしました。また、「小さなランナー」は、「90x60cm位」にアップしたジジム織りと同じキリムです。
どちらも織り手の豊かな感性と、自然の力の共作が生みだした作品です。

キリムズジャパンの「ファブリック・シリーズ」のアイテムであるパシュミナスカーフは、その光沢と柔らかさであっと言う間に人気商品です。
ペイズリー柄をここまで繊細に織りで表現できるトルコ人の底力は、羊や山羊の毛の改良を続けてきた先祖である遊牧民から受け継いでいるのでしょう。
機械織りとはいえ、緻密でエレガントな色調のパシュミナは、オスマントルコの華やかな文化をまとっている貴婦人のような気分にさせてくれる優れものです。

新入荷キリムがアップいたしました

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新入荷キリムがアップいたしました。
4月に入荷したキリムの整理が一段落いたしました。春から夏をイメージした、明るく軽やかでおしゃれなキリムを順次ご紹介させていただきます。

90cm(ヤストク)に、落ち着いた華やかなコンヤジジム、120cm(チェイレック)には、ムットの逸品と色を楽しむアートなキリムの3点、そしてディアルバクルの珍しい色調のキリムが登場です。

経済が好調なイスタンブールには、様々な投資が集まり、元気がみなぎっています。
20年以上、素通りのパシュミナでしたが、小さな問屋さんが驚くほど美しく、しなやかでエレガントなパシュミナを織っていました。繊細なペイズリー柄の織物に、ご覧になるお客様は、例外なく感嘆の声を上げてくださいます。
つややかなパシュミナは、ウールやヤギの毛の改良を常に続けてきた先祖からの贈り物です。肌触りの柔らかさとデザインのエレガントさに感激し、キリムズジャパンの定番商品の一つになりました。

これからは、「ファブリック」に間口を広げ、ウールは勿論、パシュミナ、コットンなど、トルコの素晴らしい繊維のご紹介もさせていただきます。
どうぞ、一度ご来店くださいませ。  斎藤 待子

大きなランナー1枚アップしました

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大きなランナー1枚アップしました。
何年振りかに出合った、ディアルバクルのランナーをアップいたしました。
乾燥地帯を見事に表現した無染色の羊とヤギから生まれた表情は、高度な技術を備えた織り手のみがなせる業です。

トルクメン、ランナーがアップしました

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トルクメン、ランナーがアップしました。
2週間ほど早く咲いた桜も終わってしまいました。若葉が日増しに若々しい色を見せてくれる4月の中旬です。
桜に続いてカルガモがもう到来です!

大きく艶やかな羽を持った雄と小ぶりな雌です。
例年、彼らがラ・ヴィータの人工池に姿を見せるのが5月の連休後です。彼らには池の水は冷たくないようです。まるで我が池と言った雰囲気で、暗くなるまで長い時間、楽しそうに遊んでいました。

次の朝、池の底を泳いでいたオタマジャクシが一匹もいないのに気付きました。さては、カルガモ君たちの仕業?
かえるの姿を見ないですんだのは、有難うカルガモ君ですが、自然界の厳しさを今年は、早々と見せ付けられました。

5月には、きっとたくさんの雛が可愛い姿を見せてくれることでしょう。ラ・ヴィータの各店のスタッフが、彼らを甲斐甲斐しく見守る姿が今年も見られます。

トルクメン族のランナーが多数アップされまさした。
糸のように細く硬く撚られたコットンの縦糸に、細く強いウールの色糸を横糸に入れた、どこまでも薄いキリムが彼らの特徴です。
現代の織り手には、どても真似も出来ない作品です。

ヤストク2枚&チェイレック1枚アップしました

90cmx60cm」に、チュアル(衣類袋)の裏側だったキリムをアップいたしました。人目に付かない裏側と言えど。。。織り手の心意気が伝わるアートです。

また、絹糸を使ったイランのスマック織りは、ピンクと赤に小さな動物の取り合わせがかわいらしく、思わず、手に入れてしまいました。色調を楽しんだのがトルコの織り手なら、細かさを根気強く追及し続けたのがイランの織り手です。
様々な地域から、様々な織り手たちが見せてくれるキリムを、その地域を想像しながら眺めるのも、楽しいことです。

「120x80cm」にアップされた、チュアルの細かさからは、「トルコもイランに方を並べられますよ。」と、織り手の声が聞こえてきます。 

アンティークキリムクッション3点をアップ

コンヤのジジム織りは、エレガントで優しいクッションです。カフカス、シルヴァンのキリムは、ウールの力を見せています。
そして、赤色が印象的なシバスのクッションは、化学染料で染められています。

どれも高度な技術の織り手により、上等のウールが使われているため、100年以上の時間を持ちこたえてきました。
100年も前の、色、糸そして織りを目にすることが出来ることは、めったにありません。
お楽しみください。

織りの力

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織りの力
「大きなランナー」にバルーチのランナー3枚と、「90X60cm位」にコンヤの古いジジム織りがアップしました。

世界の現状から考えますと、もはやバルーチは入手困難なキリムです。世界で最初にアートとの評価を得たバルーチ族の織り物は、どのような空間にも馴染み、大人の誰をも虜にする力を備えています。
コンヤのオールドジジムは、日本的な懐かしさを感じさせる雰囲気を持ち、見る者を惹きつけます。

どちらも、文化を教えてくれるキリムです。

「小さなランナー」がアップしました

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「小さなランナー」がアップしました
小さなランナーの一つは、化学染料が使われた色だくさんのカースのヘイベです。移動の先頭のロバの背にかけられたヘイベに、満足げに笑みをたたえながら眺めている織り手の顔が浮かびます。

もう一枚は、マラティアの上等のウールが見せる表情に、感嘆の声を上げるお客様の顔です。

同じ東トルコにありながら、水と光の加減の違いが生み出した、それぞれの個性をお楽しみください。

マラティアキリムが運ぶ春の訪れ。

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マラティアキリムが運ぶ春の訪れ。
「120x90cm位」に、マラティアキリム2枚とコンヤの天然キリムをアップいたしました。

お客様がドアを開くたび吹き込む今日の風は柔らかく、明るい光と一緒に、店内に一層の華やかさを運びます。
「春の訪れ」から連想するのが、東トルコ、マラティアのキリムです。
芳醇な土地からの恵みをとことん楽しんだ織り手たちの豊かな色調は、草原一杯に咲き競う花々を想像させます。

カフカスが逸品にアップされました。

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カフカスが逸品にアップされました
「逸品キリム」にアップしたカフカス、アゼルバイジャンのアンティークは、とびっきりの存在感で、見る人を魅了します。
「1.5x1m位」にアップしたチャルは、可愛らしい色調で、見る人を笑顔にします。
「90x60cm位」にアップした、コンヤの天然のオフホワイトのオールドキリムは、天然ウールの美しさが楽しめます。


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