KJ37527、37x24cm、ロシア、カラバ、アンティーククッション(コットン/コットン&ウール)

クッション, 商品

キリムNo.: KJ37527

産地: ロシア、カラバ、アンティーククッション(コットン/コットン&ウール)

寸法: 37x24cm

価格: 13,200円

カラバ地方には細く丈夫な糸を使った織物が伝えられていました。

多くは深く濃い赤色と藍色に染めたウールに、白い綿糸をアクセントにした花柄キリムです。ロシア正教下、織手達は美しく咲き競う花々や鳥などの具象柄をそれぞれのキリムに織り込んできました。

沢山のキリムを織った腕に自信のある織手は、本来ならアクセンに使われるコットンをキリム全体に使っています。カーリーで扱いやすいウールと違い、綿は縫い糸に使えるほど細く撚れる繊維ですが、滑りにくく、扱いにくいのが難点です。根気強く作った細く丈夫な綿糸は、熟練した織手のみが扱える素材です。

19世紀、オスマントルコ下にあったカラバの織手には、イスラム教の教えに従い、幾何学文様のみで柄を表現するトルコキリムは新鮮だったのでしょう。

本来の花や鳥などの具象柄に加え、トルコ伝来の「羊の角」や「エリデリンベ(腰に手多く女性)」「ミフラブ」などを見事にマッチさせています。

織手は横糸が見えないほど詰めて織った綿糸の上に、これもトルコの伝統技法ジジム織りと刺繍で、一針、一針、根気強く色糸で繊細な柄をつけています。

先祖伝来を踏襲し続けるばかりでなく、新しいことに挑戦する織手魂が、常に時代にマッチしたキリムを生み出し続けてきたのです。

 



羊の角=繁栄、力強さ、 エリデリンベ(腰に手を置く女性)=繁栄、多産、豊穣、 花=子孫繁栄


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