KJ39104、40x40cm、アゼルバイジャン、アンティークキリムクッション(ウール/ウール&コットン)

クッション, 商品

キリムNo.: KJ39104

産地: アゼルバイジャン、アンティークキリムクッション(ウール/ウール&コットン)

寸法: 40x40cm

価格: 26,000円 (税別)

カフカス地方とは黒海とカスビ海にはさまれた、アゼルバイジャン、アルメニア、ダゲスタン、ジョージアをまたぐ山岳地帯をさします。
この地域でははるか昔より、絨毯が豊富に織られてきました。アルメニアでは、4000~5000年も前にすでにカーペットを織っていたことを証明する遺物が発見されています。
中世に入ると、アルメニアの絨毯商人はヨーロッパへ販路を広げ、絨毯が世界に広がっていきました。

長い伝統を持ったカフカス地方の織物は、糸、染、織りの三拍子が揃ったものが多く、コレクターを始め、多くの織物ファンが常に待ち望んでいる織物です。上質の糸が使われた深い色調の精緻な織物は、今では掘り出し物として、問屋さんでも心待ちにしているほどの逸品となってしまいました。

このクッションの強く細く撚られた縦糸と横糸は、100年以上の時間の経過にもかかわらず、今が最高の時といったこなれた表情を見せています。
茜色と藍色の地織リの上に織り込まれている「ロ」の字のような織りは、アルメニアの織手が伝え継いできた「ベルネ織り」です。横糸の上に、色糸を横と縦に入れながら「ロ」の字を書くように、時間を掛けて織っています。

藍色と茜色の地織りの上に施されているベルネ織りは、刺繍されている糸が所どころ薄くなっています。が、高い技術が気合を込めた精緻な織りのお陰で、キリム自体はびくともしていません。

時間が経つほど白さを増してゆくコットンがアクセントに使われ、キリムの古さを教えてくれます。コットンの白さは、時間と光が創った落ち着いた雰囲気に華やかさを加えています。

アゼルバイジャンの伝統的な色調にアルメニアの伝統技法が使われているクッションです。
移動を繰り返した遊牧民たちであればこそ、お互いの長所を認め合いながら、このようなコラボが生まれたのでしょう。小さな逸品でもその色や柄に向き合う時、織手の感性豊かな世界に誘ってくれます。



ドラゴン=豊穣、 羊の角=繁栄、たくましさ、 眼=邪視除け


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