KJ30201、41x32cm、東トルコ、ワン、オールドキリム額(ウール/ウール)

キリム額, 商品

キリムNo.: KJ30201

産地: 東トルコ、ワン、オールドキリム額(ウール/ウール)

寸法: 41x32cm

価格: 22,000円 (税別)

東トルコのワンは、中東第二の大きさを誇る塩湖であるワン湖の南東にあります。ワン湖は塩分濃度が死海より濃く30%もあると言われる湖です。ダレックと呼ばれる鯉の一種で塩水に自らを適応させた魚以外住めないと言われている湖です。

アルメニア、セルジュク・トルコそしてオスマン・トルコの統治下に入ったワンは、現在はクルド系の人々の商業の中心地として重要地点です。
キリムが世界で認知され始めると、それぞれの部族はイスタンブールに出先機関である店を開店しました。遠い東トルコまで出向かなくても、それぞれの部族の店で先祖伝来のキリムを手にすることが出来ます。そんな流通の形態が、トルコキリムを世界中に広めていきました。

山岳地帯のワンにはクルド族が織り継いできた赤、藍と白を使ったコントラストの強いキリムが伝わってきました。暗く重い色調ですが、上質のウールが使われたキリムは、ウールのツヤのお陰で良い表情です。、大胆な柄付けで落ち着いたエスニックなキリムは人気があります。

これはオールド前半のキリムで、強く太い縦糸に太い横糸がビッシリ入っています。
50年位前のキリムから基本色の赤、藍と白に加え、ピンク、橙、緑などに化学染料で染められた糸がアクセントに使われるようになりました。
特に「勇気」を意味するピンクは、ほぼどの織り手も好んで使いました。植物で染めたピンク色はアッという間に褪色してしまいます。色の抜けたキリムは、勇気がなくなると嫌われ、織り手はそのつど新しく染めたピンク糸を入れ直しました。化学染料のお陰でそんな苦労がなくなった織り手達です。

天然の白いウールがアクセントの額には伝統の藍色も使われています。ピンク、小豆色、オレンジ、草色、黒は、若い織り手の新しい感覚です。色数の多いキリムであるにもかかわらず額に収まったキリムは、ワンからの空気を運んできます。



ドラゴン=豊かさをもたらす、 羊の角=繁栄、たくましさ、 目=邪視除け、 鳥=幸せの予感

 


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