シバス ランナー 「大きなランナー」インデックス に戻る
トルコ、アジア側のアナトリア半島の中央北部、首都アンカラより250kmに位置するシバスは、紀元前3000−550年のアッシリア時代より交通の要所として栄えた古い町です。ローマ時代の3世紀にはセバスティアと呼ばれ、ペルシャ(イラン)とイラクをつなぐ要塞都市として栄えました。
シバスが最も繁栄したのが、セルジュクトルコ時代(11−13世紀)です。寺院、神学校などが多数建立され、コンヤ、カイセリと共に3大都市と呼ばれました。現在では人口約50万人のクルド系とトルクメン系の多い農業と織物が中心の都市として知られています。

昔から交通の要所であったシバスは数多くの遊牧民が集結しました。中央アジアの遊牧民は手先が器用で細かい手仕事を得意としたそうです。特にトルクメンはトルコに絨毯の技法をもたらした人々として知られており、その技術は高い評価を受けていました。
その結果、土地が乾燥し、水量の少ないシバスにもかかわらず、キリムの一大産地としての評価は現在までも続いています。デザインに安定感があり、織りはしっかりとし、その色使いは洗練されています。最近の特徴は、色数を抑えたキリム、コントラストを強調するキリム、色の濃淡で表現されたキリムなどが織られており、現代のモダンインテリア空間にマッチするキリムとしての評価も受けています。

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キリムa@ KJ27198

  産 地 : シバス (オールド)
  寸 法 : 291cm X 101cm
  価 格 : ¥231,000.(税込み)
赤と茶そしてベージュでまとめた、幅が1mある、しなやかなこのオールドキリムは、ランナーとして、居間のソファーの前に、床に置く絵など、使い方一つで、大人の空間作りが楽しめる存在感のある一枚です。
茶色は天然の羊です。茶色が複雑に交じり合って見飽きない表情を作っています。濃い臙脂(えんじ)色のような赤色は時間の経過が美しい退色を見せています。中央のベージュは染色されています。染められた当時はもっとはっきりとした色だったと思いますが、今の色は「枯色」(かれいろ)と呼ぶのがぴったりです。「枯色」は秋の終り、冬の手前の季節を表すような色です。古くなるということを色が教えてくれているキリムです。




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